公益財団法人埼玉県国際交流協会

理事長からのメッセージ

本年4月に理事長に就任いたしました。

当協会の仕事は国際社会の極めて早い潮流のなかで、常に新しい視点をもって、変化に対応していかなければなり ません。今までの踏襲だけではなく「不易流行」の言葉の如く、良いのもは残し、変えるべきものは改める精神で積極果敢に課題解決に取り組んでまいります。

 

 

2019 年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催はすぐ目の前に来ています。日本 政府観光局の発表によると、訪日外国人は今年2千万人を突破し、今後の目標を4千万人としています。宿泊施設やインフラ整備、地方の受け入れは大丈夫なのか、残された時間はあまりにも少ないのです。

 

 

この国の 「カタチ」は幕末から明治にかけて世界の先進国をつぶさに視察し見聞を広めた方々の影響が大きかったことは歴史が証明しています。ヨーロッパから見れば極東の一島国であり、四方を海に囲まれた資源のない国が生き抜くためには「貿易立国」は当然ですが、世界でも珍しい四季折々の風情を楽しめる 安心・安全な美しい国の「観光立国」、伝統文化を中心とした誇るべき「教育立国」。

今必要なのはこれらを推進する人材育成です。当協会が進めている日本人学生と外国人留学生の相互乗り入れを拡大するのは今が最高の状況だと思います。

 

 

一 方で、平成27年国内には223万人の外国人が住んでいます。この内埼玉県は14万人で全国5番目、県民の約52人に1人が外国人です。

協会内に常設している「外国人総合相談センター埼玉」では在住外国人はもとより県内市町村などからの年間約5千件の相談に対応しています。県内各地には国際交流の 拠点が数多く見受けられ、それぞれが独自のアイデアで外国人支援に取り組まれていることに感謝しています。

これからは各地の協会の結束を深め、より一層外 国から来られた方々が満足していただけるよう努力してまいります。今後とも各種団体・企業の皆様のより一層のご支援をお願い致します。

 

 

 公益財団法人埼玉県国際交流協会

理事長 小島 敏男

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